目に焼きついてしまったので

マネをしてみた。


フォーム改造のきっかけとなったお店で、きっかけとなったダメ出しをした人が投げていた。
こちらは覚えているが、向こうは覚えてやしないだろう。
練習投てきをしていても、横槍は飛んでこなかった。
改造の結果、前より良いスコアが出る様になったのなら声の一つも掛けたのだけど、結果が出ていないから躊躇した。それ以前に、以前のフォームの方がいまだに投げ易い気がしているのも事実だし、調子が悪いと確認のために以前のフォームでチェックしてしまうのは変えられなさそうなんだ。


人にアドバイスしたくせに、何だそのフォームって投げ方のその人は、調子悪そうでブルの音がぜんぜん聞こえてきませんでした。
カウンターからモニターは見えないので、彼のフォームを観察していてあまりにもゆっくりなテイクバック動作が面白くて、投げるために必要あるのかと考えながら見ていたが答えは出ず。ふと思い出したので、自宅のボードに向かって形態模写をしてみた。
まずは形から入る。
コントロールなどは当然無視。
次に、的を狙いながら模写してみる。
全く当たらない。
このフォームで、今まで培ってきた投てきの理論を当てはめて投げてみる。
ひとつづつトライアンドエラーです。

動作速度は単に集中するためと、体と腕のブレを無くす為にしか働いていない気がする。
テイクバックしきって、リリース直前のポイントはやや視界から外れて後方に構えてはいるものの、肘の位置が高く肩を少し前に突き出した体制なので、腕を前に押し出す感覚で投げると比較的直線的な軌道でブルに吸い込まれて行くことがわかった。自分の感覚にハマったとき、ハットが簡単に出ました。
その他のナンバーへの投てきに、コントロールをつけられる様にするのは今のオレには無理。

オレは彼に言ってやりたい事があるんだ。
『そのフォームじゃぁ、D-1のSPEED系ゲームで一生掛かったってタイム縮まらないよ!』
ってね。