力を抜いて

DIARY

練習と思って投げに行っても、ライブのある店だと結局は対戦の勝ち負けに拘ってしまい悪い方向にしか行かないのが現状。暫くは家投げと漫画喫茶をメインに投げ込みしてきっちりとフォーム固めをして、前の飛びに戻す以上に、せっかくなので更に上の段階まで引き上げたいなと頭の中では何を試すかとか青写真を描いている最中です。実際は、調子が悪いと嘆いてはいるものの、実践以外の場では意外とまともな飛びで、結果も出せている気もしなくはないのです。勝手にメンタルが弱いからとか、精神面からの原因に結び付けてアレコレ考えたりするのですが、根本的に結果が出ないのは投げ方が悪いから、以外に何も無いと言う結論に達した訳です。様々な人達からのアドバイスを良いとこ取りして、自分なりに解釈するに、精神面以外の部分では『飛び』を重視する意見が多かったように感じました。その『飛び』って何なのよって話ですが、自分なりに理想の軌道ってあると思うのです。何度投げてもこの軌道に乗れば外さない、と言う飛び方が人それぞれあると思うのです。その中でも、誰が見てもな安定した軌道を描き目標へ突き刺さるダーツの飛形を言うのだと解釈しています。実際にその『飛び』を具現化するには・・・。


投げ込むよりは考える為に試し投げする、確認の為に投げる。そんな日でした。
はじめから答えは見えていたのですが、それ以外にあるのだろうかと確信が持てるまで投げてみた。


これは、自分の場合ですが、『飛び』を生み出すのは構えでも握りでも腕の振りでもなく、リリースの瞬間に尽きるのだと結論付けました。前目に置いたリリースポイントからの手離れの瞬間の感覚をひたすら養い、体に沁み込ませる事が出来て初めて結果を追い求めなければ、良い状態は維持できないのではないかと。人によって手首や指先の使い方は違えど、リリースの瞬間の力の逃がし方、押し出すベクトルは誰もが狙った場所へ向けることを意識していなくてもやっている筈なんです。それがいかに正確にコントロール下におかれて実践できるかだけだと思うのです。


大きな目で見れば、フォーム（スタンス・腕の振りなど）により決まってしまう方向性もあるが、これは『飛び』に直接的な影響を及ぼす要素ではないと思うのです。左右のブレはこれに起因し、上下のブレはリリースの良し悪しによる『飛び』の違いから起きるものだと思うのです。少なくとも自分の場合は、この『飛び』の部分がどうにも収拾つかなくなっているというか、リリースが常に一定で投げれていないというか、前で離せていない事に尽きるのだと結論付けました。それ以外の事は今までも試行錯誤してきて簡単に修正できると思うのです。今はこのリリースポイントを固め、前で離す事による『飛び』を生み出す練習をひたすら心掛けるのが、状態を元に戻すだけでなく今後にも繋がると判断したのです。


シャカリキに実践を積むのではなく、目標を見据えた中で結果が出るような投てきを目指したい。勝ち負けが重要になってくるリーグ戦の様な個人以外の要素が絡む場には、今の状態では出るべきではないし、人に迷惑を掛ける以上に、自分の目指すものが見えなくなる可能性があるし、その日へ向けた調整をしなくてはならなくなるのは、まだまだ実力もない自分にとっては重荷でありかつ精神面での重荷になりそうなのです。D-1のリーグ戦の申し込み期限が迫っているのですが、考えた末に今は登録を見合わせようかと思っています。我が侭ではあるけど、状態が安定して自信を持って出れるような時が来たら途中参加、もしくは次期リーグからの参加としてもらうようにお願いするつもりだ。それ以前に、一度説得されてＡチームに誘われ返事をしている事に対して、事情を説明して前言を撤回してでも許しを貰わなければならないなぁ。ゴメンなさいと謝るだけではなく、断るからには自分の意気込みやスタンスを誤解無く伝える事が重要ですからね。


迷いの部分を断ち切り、今後に繋げる答えを確定させたくて２駅隣のダーツバーへ行ってきた。自分の考えが間違っていないなと思えたし、今後の練習方法についても賛同してもらえたし、取り組む姿勢についてもそれで良いんだと思えたし、何よりも楽しむダーツの本当の意味がようやく理解出来てきたかなと思えたのが一番の収穫だった。ストイックに上手くなりたいから始まったオレのダーツ生活も、ココに来て状態の悪さのお陰で、ダーツを嫌いになりたくないと言う気持ちから芽生えたダーツに対する新しい気持ちを大切にしたいと思う。最初は酒を飲みながらのダーツなんてと否定的だったのも、酒とダーツは対となす文化的組み合わせじゃないの？と言える程に飲まずに投げる事の方が少なくもなってきている現状。あとはもう少し力を抜いてダーツと向き合えれば、ただ上手いだけの人よりも一味も二味も楽しめるんだと肝に銘じて、今は礎となる部分を固めることからやり直したい気持ちで一杯なんです。


どん底な気持ちからの逃げではありません、エンジョイダーツの本当の意味を知るためにも今は必要な事なんだと自分に言い聞かせ、周りにも理解してもらおうと決めました。それをぬるいとか変にストイックだと言われようが構いません。お爺さんになっても孫と投げれるまで続けたいくらいに、息長くダーツと付き合いたいと思っています。


そんな今日は、１人投げで数ゲーム。ロボライバルのレベル３を相手に？ラウンド目に158を一発で上がり83。同じくクリケは狙ってみたらTON80スタート19,18一発閉めで結果4.2叩いたものの、ロボに5.6を出されて負けました・・・。気分は悪くないし、その前にリリースの練習をしたのが効いたのかなと気分を良くしてそれ以上の深追いはせず投げるのをやめた。終わらせる時の気持ちも重要なんだと納得してのこと。投げたり無いと投げて凹むよりは100倍イイと思うので。