『D-1 Yokohama style.』オープンダブルス

大会当日です。
場所は横浜の大さん橋に在る大さん橋ホール

まず結果から。
FOの意味を今日知りました。。。
ファースト・アウトと言ってダブルイルミネーション方式のトーナメント(ルーザーと言われる敗者復活方式で負け側のトーナメントからの勝ち上がりとウイナー側の勝ち上がりとで決勝を行う。最低でも2試合出来るようになっている。)で、初戦敗退し敗者復活戦も一戦目で敗退を指す用語です。お察しの通り、まさにそのFOなんですわ。

対戦相手が強かったとかでは全くありません。
分析すると、初戦に関しての自分は、全く緊張もせず挑むことが出来たのですが、長時間の練習スローを終えてからの待ち時間の長さと、試合前のワンスローで勘が取り戻せなかったことが尾を引いたのが、結果を出せなかった原因と考えています。

初戦の01に関しては相方の不調を全くカバーする事すら出来ずでした。しかも、相手のミスで最後に絶好の上がり目が回って来たのに上がりきれず悔やまれます。これは相手なりのことですが、勝てる流れが来たと思っていたら、一本でフィニッシュできる数字をミス。相手はそれでも上がりきれず、相方も失敗、相手打って変わってミラクルなフィニッシュで負け。何やってるんだか・・・。

クリケットは個人的には普段の出来だったと思うのですが、相方が絶不調でして・・・。こちらブルと15の打ち合いになるもミラクルは起きませんでした。ラウンド使いきり僅差届かず終わる。

どちらも取れるゲームを落としてしまったのに悔しくないのです。緊張しないのはいいのですが、試合に対する緊張感も失ってしまい、やり切った感は全く残っていません。


ルーザーでは、少しだけ緊張感を取り戻し普段通りの投てきは出来たと思う。ところが、相方ですよ。復活の兆し見えず。スローラインと床のラインが曲がっているのが気になるとか、スローラインがテープでとなりの台までズ〜〜〜〜ッと一本で繋がっているのもダメな原因だとか言い出す始末・・・。いやね、確かにそうかもだけど、練習の時はそれでももっと良かったじゃん!って思いましたよ。どうしてしまったんだろう?

この試合も変な空気の中で、何で何でと思いながら負けてしまいました。
01でこちらにも勢いがついて来たときに、相手が3投目で上がれないのでアレンジを迷って味方と相談し始め長考・・・。そんなの初めて見ました。こちらをチラチラ見ながらもわざと焦らしているかの様に投げようとしないのです。いい加減早くしろと言おうと思った頃に投げましたが、気にいらねぇ!相談して狙ったトコ入ったのかよってアレンジ残りで余計に苛立つ。そして駄目押しにムカついたから上がってやると力んで投げたら失投・・・。そしたらさぁ、確認しなかったオレが悪いのかもしれないけど、相手がチェンジボタン押し忘れやがって、また変な間が出来てさぁ・・・。ボタン押しに行って、失投した一本やり直させろと言ってやろうかと思ったけど、ココで文句一つ言わずブル2本決めた方が相手には効くかなと入る可能性の事など考えもせず投げた。当然乱れますよね、こんな気持ちで投げてれば。ナイスキャッチで落ちて19、3投目は投槍に投げてブル。もう怒りが頂点に来てしまっていて01落とした後も、普段通り投げれているにも拘らず、相方不調でムカつく相手をやっつけることが出来ず敗戦。頭に血が上ってるのに、落ち込みかかってる相方を励ますのは至難の業ですよ。自分を抑えすぎた為か、何喋ったかとか、どんな試合の流れだったとか思い出せない。どこの店から出てたのかとか全く覚えてないんだけど、リベンジしに行きたいよ、そして、試合中の非を謝らせたいね。しら〜っとして、すみませんの一言もなかったんだから。最後に握手求めた時だって半拒否り状態で触るだけみたいな態度だったしさぁ、マナーが許せないよ。って、思い返してみると感情が相当増幅されてきた。実際、試合中は表面に出さない様に平静を装うことで精一杯だったんで感情の起伏はそれほど無かったんですけどね。


後は店の別チームの応援に回ったり、BURNの選手達のレクチャーを受けに行ったり、飲んだり。


レッスンは参考になる事が沢山あった。相方につられて訳もわからず100名限定のPASSを購入して本当に良かった!1000円は安過ぎるくらい為になった。今後財産になりうる気付きや指摘を沢山持ち帰ってこれたのが嬉しいし、新たな練習目標が出来た。


■男前のTAROさんからは
 ・腕の振りについて
   肩をかばっていると指摘される(意識してないが当たってる!)
   そのため腕の振りに捻れが発生している。
 ・リリースポイントについて
   手前で放し過ぎ(当たり!)、解ってはいるんですけどねぇ・・・。
 ・狙う的(ブル)の見かた(イメージとして)
   当てるとか刺すイメージではなく、輪っかを通り抜けて向こう側へ貫くイメージで。
   (オレにはコレがドンピシャにハマったんです!)
なんかを言われた。


■有名なJONNYからは
 ・体の軸の作り方
   左右のブレを少なくするための土台の作り方を教わった。
   上手く出来れば劇的にブレはなくなります。
   体硬いと最初は辛いかも。
 ・的の見かた(見え方、見えてる世界について)
   視覚的にどう捉えているかを知りたかっただけで聞きましたが、意外なことが聞けた。
   右目だけでなく、左目でも見えているんだとか。片目に直そうとしたが戻らないんだとか。
   どうも、左のウエイトの方が大きいみたいな感じで言っていた様な気がします。
 ・グルーピング練習の仕方
   矢を一本ターゲットにして練習しよう!(よく言われているアレです)
なんかを教わった。


もう、試合がどうこうなんて吹き飛んでますよ。
前にも書きましたが、有名なプレーヤーの名前と顔が一致しないどころか、名前聞いても誰って感じなんですよ。それで、メインステージ上で投げているインストラクター達の投げ方を見て、並んでいる最中に見たジェスチャー等を交えた教え方の濃さとかを元にチョイスした結果がこの2人でした。太郎さんは投げ方が格好よかったから。JONNYは一番丁寧に時間を割いて人に合わせたレクチャーをやってくれてるみたいだったので。名前とかで選んだわけでもありません。JONNYは大人気で順番結構待ちましたが。実は後2人教えてもらいたいと並びながら思った人が居ます。丁寧に教えていたK-PON(通称亀千人)と教え方が見たことも無い独特な方法の小森さんにも教えて貰いたかったなぁ。
とにかく、今日この場へ来た意味はココに全て集約されてしまったくらい試合なんてどうでも良いほどイイモノ見たし、経験させてもらって大満足な一日になりました。


ココで終わるわけも無く、地元のロケーションでひと投げの後、駅前でもひと投げ。
帰る頃にはグッタリの介でした。